2011年03月20日

仙台市八本松児童館業務再開のお知らせ

あの大地震から一週間がたちました。何が起きたのでしょうか?
まるで夢の中の出来事のような日々がいまだ続いています。

しかし、現実には
本当に多くの方がお亡くなりになられ、また、まだ多数の行方不明者の方もいます。
避難所にも多くの方々がいらっしゃいます。
心からのお悔やみを申し上げますとともに、、これ以上の被害の拡大がないよう、
ただただ祈るばかりです。

いまだ余震が続き、また原発のこと、食糧、燃料を含めたライフラインの復旧
など、まだまだ不安な日々が続いておりますが、
みんなで声掛けや「調子はどう?」など、ほんのちょっとの気配り、声掛けをしながら
もうしばらくの我慢と辛抱、そして辛抱をしていきましょう。

大変お待たせしましたが、当館では来週22日(火)8:30から児童クラブの
受入れ、9:00から児童館業務を再開したいと思います。
(現場の状況を配慮が足りない)某所からは、
「早くの受け入れを」と言われながら、
現実は、震災当日より児童館も地域の避難者の方
(特に乳幼児小学生家族や体の不自由な方など)のために開放していたこともあり、
なかなか正式な受入れを開始できませんでした。
心よりお詫び申し上げます。

昨日19日(土)、児童館で避難生活をしていた方は全て退館し
(といっても市民センターへの避難場所の移動ですが)
児童館の設備点検やスタッフや地域の方の懸命な片づけがようやく終え、
子どもたちを受け入れる環境を概ね作りあげることができました。

来週22日より子ども達の元気な姿に会える事をスタッフ一同、楽しみにしております。

ご不明な点やご要望などがございましたら、連絡帳でお知らせください。

児童クラブ保護者の皆様へ
26日に予定していた修了式・お別れ会につきましては、準備が間に合わない事もあり、
子ども達だけの修了証書授与を31日離任式後、児童館にて行いたいと思います。
修了されるお子さんは、ぜひご参加ください。

パーティにつきましては保護者会と中止もしくは延期(楽しみにしているこどもたちもいるので)か
確認の上、後日、ご連絡いたします。

子どもたちの不安は今現在、そしてこれから様々なところで現れます。
みなさま、仕事も大変忙しいとは存じますが、
子どもたちの「こころのケア」=あんまりおこりすぎない、悪い場面も多少見過ごす
地震のことや不安なことなど話をよくすることをお願いします。
同時に、大人のみなさまの「こころのケア」にご留意されますよう、
児童館でお茶っこする時間があるようでしたら、お立ち寄りください。

もう少し踏ん張りが必要ですが、がんばりすぎないようにお願いいたします。
これから災害の2次的、3次的被害が広がっていくと思います。
ゆるやかに、無理せず進みましょう。

最後に、
震災直後から、児童館・スタッフに対しての暖かいお声掛けありがとうございました。

現在、当法人の副理事長新田新一郎が代表を務めております、
プランニング開・アトリエ自遊楽校では「子どもの笑顔元気プロジェクト」を行っております。
http://kikaku-blog.p-kai.com/
そして、他県のお知り合いやご親戚に、「子どもの笑顔元気プロジェクト」に協力を呼びかけて下さい。


NPOみやぎ・せんだい子どもの丘
仙台市八本松児童館
館長 小林・ちんねん・智明
外 職員一同


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Posted by はっちぽっち  at 17:15 │被災地での活動 東北関東大震災



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